履歴書で一番悩むところといえば志望動機の記入欄。
- 志望動機って何を書けばいいかわからない…。
- 伝えたい想いはたくさんあるのに枠が小さすぎておさまらない…。
- それとは逆に、どのように書けば良い志望動機になるのかわからない…。
など、様々な悩みがあると思います。今回は基本的な志望動機の考え方・書き方を、例文を交えて紹介していきます!
情報収集をして”マニア”になろう!
志望動機を書く際につまずくのは主にこの2パターンです。
- 行きたいサロンがない
- まとめきれない
志望動機では「なぜ当サロンを選んだのか?」に答えられることが重要です。その答えを探すためにも情報収集は欠かせません。
が、あなたは「志望動機を書くために情報収集しよう!」と考えていませんか?
あなたが美容学校を選んでいた時を思い出してください。とりあえず行きたい学校を先に決めたか、HPや学校を実際に見て何かを感じたから学校を決めたのか、どちらでしたか?後者のように、志望動機は行きたいサロンがあればおのずと湧き上がってくるものだと思います。
そして面接官は、志望動機から会社への志望度だけでなく、会社や仕事への理解度を知ろうとしています。応募先企業を良く調べ、どこに興味を持ったのか具体的に伝えられるようになりましょう◎
自分がやりたいことと企業の魅力を結びつける
企業の魅力を伝えるだけでは、志望動機としては不十分です。あなたが将来挑戦してみたいことが、この会社では実現できるということを結び付けて伝えましょう!
<自分が将来やりたいこと>
- こんなことを実現したい
- こんなことに挑戦したい
<当社にしかできないこと>
- サロンが大切にしていること(理念、ビジョン、価値観)
- サロンの強み(対顧客、対社内)
具体的なエピソードを添えて動機の裏付けを
エピソードとは、志望動機の裏付けとなる経験のことです。「なぜ自分がそう考えたのか」という点に着目して、過去を振り返ると思いつきやすくなります。
「エピソードが思いつかない」と悩む人もいるかもしれませんが、必ず何かしらの理由があるはずです。「エピソード」というと重たく感じるかもしれないので、「きっかけ」を探すつもりで考えてみるとよいでしょう◎
例えば、あなたはなぜそのサロンに魅力的を感じたのでしょう?
- 雑誌でインタビュー記事を読んだから
- 実際に商品を使ったことがある
など、あなたならではの実体験を添えて伝えることで、より具体性を増し説得力のある志望動機となるでしょう◎
自分の長所が企業で発揮できることをアピール
間違えてはいけないのが「長所をアピールする」のではなく、「長所を活かして御社に貢献できる」ことを伝えましょう。そのためにも、自分の長所や経験を整理しておくことが前提です。さらに前項で伝えた具体的なエピソードを取り上げると、面接官に印象づけることができますよ。
(例文)
私の長所は、周りへの気くばりができる点です。お客様はもちろん、一緒に働いている人が何を求めているのかを常に気にかけることができます。………(具体例)
志望動機例
「お客様をハッピーに」という御社のビジョンのもと、実際に店舗に訪問させていただいた際も、笑顔に溢れいて、非常に感銘を受けました。
私は周囲から「笑顔がいいね」と褒められることが多く、文化祭のヘアショーの準備でなかなかうまくいかない時も明るく振る舞うことで、自分自身と周りの人の気持ちを前向きに切り替えてきました。
私が初めて美容室で髪を切った時にハサミ1つでかわいくなれた時に、嬉しかったことを覚えています。
美容師を目指すようになり、私の目指す美容師像は、御社で実現できると感じました。
もし採用していただけたらスキルの向上だけでなく、たくさんの人を笑顔にできるように精進していきます。
まとめ
企業の採用担当者は、数十人、時には数百人という応募者の履歴書を見ています。その中で自分に関心を持ってもらうためには、特徴的なキーワードとエピソードで印象付けることが大事です。そして最後は自分の“想い”を余すことなく伝えましょう!人対人なので、熱意次第では採用担当者の心を動かせるかも…?