学生時代のアルバイト等で履歴書を書いたことがある人も多いと思いますが、就職となれば話は別です。
履歴書からあなたの人物像が伝わり、そのまま評価・合否に繋がってしまうので、はじまりから終わりまで気を抜くことができません!今回は履歴書のどの部分に注力して書き進めていけばよいのか、履歴書の項目ごとに重要ポイントを解説していきます。
履歴書の書き方、基本の“キ”
【学歴・職歴欄:西暦か元号に統一しましょう】
ここで迷ってしまう人も多いですが、基本的には西暦でも元号でもどちらで記入しても問題ありません。混在してしまうと読み手(採用担当者)が見づらくなってしまうので気を付けましょう。
【資格欄:正しい資格名で表記しましょう】
一見サロンワークに活かせないかもしれない資格であっても、持っているものは全て記入しましょう。その際に通称ではなく正式名称で記入するよう心がけてください。わからない時はすぐにインターネットで調べましょう!
(例1)
×自動車免許
○普通自動車第一種運転免許
(例2)
×漢検
○日本漢字能力検定
【全体:読みやすく、キレイな字を書こう】
履歴書は手書きが主流です。上手な字を書けなくても、読み手のことを考えてキレイに書こうとしている努力が見えることが大切です。必ずボールペンを使用して、シャーペンやフリクションの使用は控えましょう!
記入ミスをした時も修正テープの使用や二重線で消すのは社会常識から見るとNGです。失敗した時は新しい履歴書に一から書き直しましょう。
志望動機は具体的に!オンリーワンのエピソードも添えて!
他社でも使い回せるような内容の志望動機はNGです。志望動機からはサロンへの志望度だけでなく、サロンや仕事への理解度を知ろうとしています。応募先サロンを良く調べ、どこに興味を持ったのか具体的に伝えられるようになりましょう◎
【自分がやりたいこととサロンの魅力を結びつける】
サロンの魅力を伝えるだけでは、志望動機としては不十分です。あなたが将来挑戦してみたいことが、このサロンでは実現できるということを結び付けて伝えましょう!
【具体的なエピソードを添えて動機の裏付けを】
あなたはなぜそのサロンを魅力的に感じたのでしょう?
- インタビュー記事を読んだから
- 実際に商品を使ったことがある
など、あなたならではの実体験を添えて伝えることで、より具体性を増し説得力のある志望動機となるでしょう◎
【自身の長所がサロンで発揮できる事をアピール】
過去の自分の実績が、アピールする上での“根拠“となります!「自分がいかにサロンで活躍・貢献できるか」を伝えるために、自分の長所や経験を整理しておきましょう。
【志望動機例】
「お客様をハッピーに」という御社のビジョンに感銘を受けました。
私が初めて美容室で髪を切った時にハサミ1つでかわいくなれた時に、嬉しかったことを覚えています。
その日から美容師を目指すようになり、私の目指す美容師像は、御社で実現できると感じました。
もし採用していただけたらスキルの向上だけでなく、たくさんの人を笑顔にできるように精進していきます。
写真で周りと差をつけよう!
採用担当者は履歴書を照らし合わせながら面接をし、どんな話をしたか写真を基にして記憶しています。
つまり面接の判断材料とも成り得るので、選考過程において第一印象を与えるほど重要になってくるのが写真なのです!
【髪型・メイク】
「少しでも良く見せたい」と頑張りすぎるのはNGです。濃すぎるアイメイク、カラーコンタクトは控えます。髪型も“清潔感“を意識し、長髪なら束ねる、前髪アリなら目にかからないようにしましょう。
シンプル イズ ベスト◎
【表情・姿勢】
暗い表情や猫背で写っている写真が与える印象は良くありませんよね。美容室=サービス業なので、相手にどんな印象を与えるのかを考えながら、前もって鏡の前で練習しておくのもよいでしょう。プロのカメラマンにアドバイスをもらいながら、いい写真を撮ってもらうこともオススメです◎
~自然な表情の作り方~
- 鼻から息を吸って深呼吸
- 力が抜けた状態でカメラを見る
- 胸を張り背筋を伸ばす
- 笑顔よりもほほえみを意識
- 歯を見せずに口角を上げる
【服装】
基本は就活用のスーツになりますが、私服で勤務するサロンならサロンの雰囲気に合わせたコーディネートをしましょう。スタッフさんのファッションなども参考にしてみても◎上半身しか写らない証明写真でも気を抜かずに!!
白い服を着ると自然なレフ版効果を発揮することができます。顔周りが明るく見える上に、清潔感のある印象になるので服装に迷った時は白い服を選びましょう!
中には全身のスナップ写真を提出させる美容室もあります。応募者のファッションセンスや空気感を見る場合がほとんどなので、お気に入りの場所や服で自然体の写真を撮ってみるとよいでしょう◎
提出前にチェックしよう!
□ 誤字脱字はないか
□ 正しい資格名で書いているか
□ 写真の裏に名前を記入したか
□ 数字の表記は統一されているか(漢数字、アラビア数字 etc)
□ 空白はないか
□ 提出期限に間に合うか
【まとめ】
履歴書は多めに購入しておき清書の前に練習をしましょう!おかしなところがないか何度も見直し、完成してから本番を迎えましょう。