《選考段階別》面接官が見ているチェックポイント｜美容師の転職・就活支援

面接では投げかけられる質問にただ答えればいいと思っていませんか？それぞれの質問には隠された意図があります。つまり面接の必勝法は“面接官からの質問の意図を理解して回答すること“に尽きます！

そして選考段階ごとに面接官が変わることがほとんどで、選考が進むにつれて重役が対応するケースが多いです。それぞれの選考段階別の特徴を掴み、ポイントにあった回答準備をして面接に備えましょう！

※注意※今回ご紹介する内容は、すべてのサロンに当てはまるわけではありませんのでご理解ください。

一次面接～人事担当・現場リーダー～

一次面接では基本的なことを聞かれる場合が多いです。自己紹介から始まり、基本的なビジネスマナーや志望理由などをチェックされます。

他の学生と差をつけるためには志望理由の中身だと思うので、しっかり準備をしておきましょう◎

Q.あなたの会社選びの基準は何ですか？

＜意図＞

将来のキャリアプランを描けているかどうか、サロン選びの真剣さを確認しています。

＜ポイント＞

他に選んだサロンと比べた時に特徴がバラバラであっても、何かしらの共通点を見出しておきましょう。自分なりに軸を持ち、自分の言葉で説明し伝えられることが大切です。

Q.あなたの短所はどこですか？

＜意図＞

自己理解ができているか、自分の短所と向き合い改善しようとする意欲があるかを確認しています。

＜ポイント＞

入社後も困難な課題に向き合い成長していけるのかどうか、自分の短所を克服するための具体的な改善策を盛り込んで向上心をアピールしましょう。

Q.学生時代に頑張ったことは何ですか？

＜意図＞

主体性を持ってものごとに取り組めるのか、目的を持ち達成するための努力ができるかを確認しています。

＜ポイント＞

リーダーや代表を務めたような、華々しいエピソードは必要ありません。あなたなりに一生懸命努力し取り組んだ内容と、その時に意識したことを織り交ぜて、具体的なエピソードとして話しましょう。

二次（最終）面接～オーナー・社長・役員～

基本的なチェックを合格したなら、次にチェックされるのは「自サロンにマッチするかどうか」です。またサロンにおける内定までの面接回数の平均は2回なので、二次面接が最終面接になることもあります。

あなた自身のビジョンや価値観を聞き出し、自社で活躍できる人物かどうかを見定められるので、取り繕わずありのままのあなたで臨むのが合格へのカギです！

Q.10年後はどのようにありたいですか？

＜意図＞

キャリアビジョンを描けているか、志望意欲や自サロンでどのように活躍していきたいのかを確認しています。

＜ポイント＞

将来的に実現したい目標を、意欲を添えて答えることがポイントです。ポジションやなりたい美容師像を交え、実現するためにどういう努力をしようとしているのかを伝えましょう。

Q.最後に何か伝えたいことや質問はありますか？

＜意図＞

サロンで働く上での意欲を確認しています。

＜ポイント＞

意欲を確認するので「特にありません」と答えると志望度が低いと思われてしまいます。もし質問がなかったとしても「サロン見学時にたくさん質問して聞かせてもらいました」と添えておくとベターです。役員クラスが目の前にいるので、仕事内容やキャリアアップについてなど、事前にいくつか用意して面接に臨み、熱意をアピールしましょう。