『お洒落が好き』『お客様を可愛く(かっこよく)する仕事をしたい』と美容師を目指す方は多く、人気の職業です。一方で、美容学校に入学し、国家資格を取得しても1年目で50%、3年以内に80%の人が離職してしまう、離職率の高い職業です。

先週は【美容師の退職理由】をご紹介しましたが、この記事では、仕事が辛い時・退職したいと思ったときの対処法、転職時の面接で転職する理由をきかれた際の答え方のポイントをお伝えします。

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『辞めたい』と思ったときの対処法

辞めたいと感じたらどうすればいいか?本当にいま辞めてしまって良いのか?

一度状況を整理することをおすすめします。

  • 何故『辞めたい』と思ったのかを明確にする
  • 辞めたい理由を解消する方法を探す
  • 家族や知人、専門学校の先生などに相談してみる

その上で解決方法が見つからず、辞める選択肢が濃厚になったら転職を視野にいれましょう。

『辞めたい』と思う理由が人間関係や労働環境のストレスであれば、他の美容室へ転職して解決できる可能性が高いです。

美容師の仕事が嫌になってしまったのであれば、他の転職先を検討する必要があります。

 

おすすめの就職先

1)美容室

美容師という仕事は好きだけど、環境や人間関係で退職したいと思うのであれば、資格を活かして他の美容室で探してみてはいかがでしょうか。希望条件を明確にし、求人サイトや転職エージェントに相談してみることをおすすめします。

※転職エージェントとは?過去の記事をチェック

 

2)美容ディーラー・メーカー

ディーラーやメーカーはお客様である美容師に商材の説明や提案をする機会が多く、美容師として培った経験や知識を活かすことができる転職先です。

 

3)営業職

営業職は比較的収入が多く、学歴不問・未経験を歓迎している仕事が多いです。そのため、コミュニケーションスキルを活かして営業職に転職する美容師の方は多いようです。

 

当社にも、元美容師で営業職として入社してくれた方がいましたが、『営業をやってみて、美容師に戻りたいと思った』とサロンを変えて活躍されているようです。

外を見ることで『美容師』という仕事の魅力に気付くこともあると思いますので、躓いたときに外を見ることは大切なことかもしれません。

 

転職理由を聞かれたら…?

例えネガティブな理由であっても、ポジティブな理由に変換してみましょう。

これはどの業種にも言えることですが、面接官は『あなたと一緒に働きたいと思うか』という点も判断材料にしています。

 

NG例)技術を教えてくれる人がいない

OK例)いまの職場で技術を磨くためには、個人の練習や自分で休みの日に外部セミナーを受けるなどする他選択肢がなく、お店としてのカリキュラムはありませんでした。専門学校時代の同級生が、既に技術者として活躍している中で焦りを感じ、御社の細やかな教育環境や、アシスタントさんのSNSを拝見して『ここで一から学びたい』と感じ、志望いたしました。

 

簡単に言うとNG例の通りではありますが、具体的なエピソードが加わることで印象が大きく変わります。参考になさってください。

 

まとめ

【辞めたいと思ったときの対処法】

  • 何故『辞めたい』と思ったのかを明確にする
  • 辞めたい理由を解消する方法を探す
  • 家族や知人、専門学校の先生などに相談してみる

 

その上で、『続ける』『お店を変える』『異業種に転職』どうするか判断しましょう。

 

【おすすめの転職先】

  • 美容室
  • 美容ディーラー・メーカー
  • 営業職

 

これを踏まえて『転職する』という判断をする場合、転職理由はなるべくポジティブに変換し、いまより良い環境にするために転職先はじっくり選びましょう。

辞め癖がついてしまうと、将来の職務経歴書に傷がついてしまいます。

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