美容業界は、『プライベートの時間がない』『収入が足りない』『人間関係がうまくいかない』など、ネガティブな要因で退職を決意する方も多いです。もちろん結婚して転勤になって…などおめでたい理由の方もいると思いますが、勤続年数に関わらず共通して絶対に避けるべきNGな辞め方があります。本日は社会人として、人として避けるべき辞め方を厳選しました。
ちなみに、過去の記事では辞めたいと思ったときの乗り越え方を紹介しています。決断する前に一度ご覧いただければ幸いです!
突然の音信不通
これは絶対に避けるべきです。
理由はいくつかあります。
【他の人に負担をかけてしまう】
逆の立場で考えてみましょう。急に連絡が取れなくなり、出社しなくなった場合、他の人があなたの分も仕事をしなくてはならない状況になります。代わりに仕事をすることで、本来の仕事に支障が出て全体のバランスに影響が出ます。
【信用を失う】
美容業界はとても狭いことを忘れないでください。同じサロンで働くメンバーの信頼を失うのみならず、他サロンに転職しようとしたときに、経営者同士が繋がっていることも珍しくありません。一度失った信用を取り戻すことは簡単ではありません。
【契約違反になり、場合によっては損害賠償を請求される】
音信不通になることで、契約違反になる可能性があります。契約に基づき、損害賠償の請求を受けることも。契約内容によっては、契約違反に対する罰則が明確に定められている場合があるので、法的な対処が必要となる場合があります。
自己都合で勝手に退職時期を決定
美容師は予約に基づいてスケジュールが組まれるため、急に退職することになると同僚のみでなくお客様にも迷惑をかけてしまう可能性があります。まずは退職したいことを相談し、店長やオーナーと一緒に退職可能な日程を決めましょう。
辞めると決まってからの手を抜いた勤務態度
仕事を辞めると決まってからの残りの在籍期間、雑な仕事をしてしまうこともNGです。いままで培ってきた信頼を失ってしまいます。
前々項でも記載した通り、《美容業界はとても狭い業界である》ことは念頭に置いて、今後のキャリアに影響を与えるものと思って最後まで責任をもって仕事をしましょう。
また、あなたにとっては『辞めるまでの長い一日』かもしれませんが、その日・その時間に来店するお客様にとっては2~3か月に一度の貴重な時間です。雑な接客をする人が一人でもいれば不快ですし、残念な気持ちになります。
自分のため、お客様のため、お世話になったサロンのためにも、手を抜いた勤務態度はしないようにしましょう。
円満退社のポイント
辞め方のNG例を紹介しましたが、最後に円満退社のポイントを紹介します。
- 退職意向を早めに伝え、時期はオーナーや店長と相談したうえで決定する
- 周りに負担がかからないよう、スムーズに引継ぎを行う
- 感謝の気持ちを示す
- 最後まで責任をもって仕事に取り組む
どんな理由であれ、お給料をいただいているので感謝の気持ちを持ち、示すことは大切です。そうすることで、転職後も良好な関係が続いたり、仕事に繋がることもあるかもしれません。
まとめ
本日の投稿では、仕事の辞め方NG例をお伝えしました。
《Point》
- 突然の音信不通は絶対にNG!迷惑をかけるだけでなく、損害賠償を請求される可能性もあります!
- 自己都合で勝手に退職時期を決定しては周りに負担をかける可能性大!必ず店長やオーナーに相談して時期を決めましょう。
- 辞めると決まってからの手を抜いた勤務態度は信頼を失います。最後まで責任を持って仕事に取り組みましょう!
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