※この記事は現在美容師で『初めて転職をする』という方向けの記事となっています
一般的には、退職を決めたら転職活動をはじめる方が多いです。
応募をすると、選考の過程で『書類審査』となることもあるので、慌てないよう履歴書と職務経歴書について紹介します。
職務経歴書って何…!?という方もいらっしゃると思うので、この記事で一緒に勉強しましょう!
履歴書と職務経歴書の違い
『そもそも職務経歴書って何?履歴書とどう違うの?』
履歴書は応募者のプロフィールを知るためのものです。
名前や居住地、年齢や学歴、おおまかな職歴をまとめた書類です。
一方で職務経歴書は『仕事におけるこれまでの経験・スキル』を確認するための書類です。
履歴書で記載した職歴の深堀となり、採用担当者は書類選考の際に活かせるスキルがあるか確認します。
そのため、美容師の転職では『職務経歴書は不要』な場合もあります。
それでは順番に書き方のポイントを確認していきましょう!
履歴書の書き方
ここでは特につまづく4つの項目をまとめました。
基本の書き方は過去の記事を参考にしてみて下さい◎
学歴の書き方
履歴書の学歴は、義務教育を省いて高等学校から書き始めるのが一般的です。
学校名や企業名は全て略式ではなく正式名称で記載します。
専門学校や大学の場合、学部や学科も記載しましょう。
例)ポンテム美容高校→千葉県立ポンテム美容高等学校
職歴の書き方
職歴に関してはごく短期間の職歴でも省略をしないことを推奨します。
アルバイトは省略しても記載してもどちらでも構いません。
自己PRの書き方
単なるPRでは勿体ないです。
応募先の企業や店舗が求めている人材ということがアピールできるポイントを探しましょう。求人票では『求める人材』を記載している企業(店舗)も多いので、『私はココが強みだから、御社(貴店)で活かすことができる』ということをアピールしましょう!
志望動機の書き方
数ある企業(店舗)から何故そこなのか?きっと決め手になった理由があったと思います。それを言語化し、記載しましょう。ネットで検索すると例文が溢れていますが、あくまでも参考程度にして自分の言葉で綴ってみて下さい。
職務経歴書の書き方
職務経歴書は、決まったフォーマットがないためアピール方法や表現の仕方が自由です。履歴書に記載していない詳しい職歴を記載し、A4用紙2枚程度にまとめるのが一般的です。
採用担当は職務経歴書から、具体的な業務経験やスキルを読み取り、自社で活躍できる人材かどうかを見定めます。
以下、作成時におけるポイントを解説します。
勤め先の情報
会社名(サロン名)、在籍期間に留まらず、事業内容や売上高、店舗数を記載します。
複数店舗展開している会社の場合、配属店舗における詳細情報も記載しましょう。
- スタイリスト○名、アシスタント○名
- 客層
職務内容
アシスタント期間とスタイリストになってからの期間の業務内容を分けて記載し、更に役職や担当業務があった場合には詳細をしっかり記載しましょう。
個人実績(定量面)
定量とは数字で表すことができる要素を指します。
指名数、売上、目標達成率や表彰、再来率等、数字で表すことが可能な個人の実績を実数で記載しましょう。
数字によってはいきなり店長候補として高月給を提案してもらえる可能性もあります。
個人実績(定性面)
数字では表現ができない実績や取り組んだことを記載しましょう。
例)お客様に対する接し方や言葉遣いは、新人時代に接客スキルの高い先輩の真似をして学びました。その結果、集客サイトの口コミでは接客に対する良い言葉をいただくことが多くなりました。
自己PR
上記の経験を踏まえて、志望する企業(店舗)でどのように活躍ができるかをしっかりアピールしましょう。
【共通】注意点
一通り作成ができたら、以下の項目をしっかりチェックしましょう!
- 作成日の記入漏れがないか、古い日付になっていないか
- 年月にミスがないか
- 西暦と和暦、漢字と数字表記が統一されているか
- 誤字脱字がないか
- 客観的に見て読みやすい構成か(※第三者に見てもらうのも◎)
持ち物:履歴書と書いてあったら職務経歴書は必要ない…?
→必ず必要ではありませんが、準備することで漏れなくアピールできるので、準備しておくことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回の記事では美容師さんの転職活動に必要な履歴書・職務経歴書の書き方を紹介しました。
Pontem agent では、履歴書・職務経歴書の添削も行っています◎
第三者に確認してもらった方がいいというけれど、友だちや家族に見せるのは少し恥ずかしい…そんな方は、是非ご相談ください!
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