新しい学校に通い、新しい友達ができ、自分の好きな分野の授業を受けられる!と思うとワクワクしますね♪美容学生はキラキラ華やかなイメージがある一方で、入学後はそのイメージから一転して精神的にしんどくなってしまう学生も多いようです。
今回は美容学校に通うのがしんどいと感じている、またはギャップを感じてしまっている人向けに、気持ちの整え方などをご紹介できればと思います。
どんなモヤモヤを感じるのか
美容学校へは何かしら美容への興味、関心、夢を持って入学をしてきたと思いますが、学校によっては夏休みが終わる頃に、クラスで1割の生徒が辞めてしまっていることもあるそうです。
その理由としては…
- 勉強が難しい
- 課題が多すぎる
- 周りのレベルが高い
- 自分が不器用で技術の習得ができない
- 将来が不安(給料が安い、休みがない等)
など、この記事を読んでいるひとはいずれかには当てはまっているのではないでしょうか。
勉強については、国家試験に関する衛生管理や保健(皮膚や毛髪、人体の仕組み)、美容室の運営管理や理美容における法令や制度といったことを学びます。理系・文系といった組分けもないので、全てを等しく学ぶ必要があるので、授業についていくことができずテストで点数が伸び悩むこともあるそうです。
実技に関しても課題が頻繁に出され、それに向けて毎日放課後に練習し、思ったようにできなかったり伸びなかったりしたときに不安に襲われるのだと思います。「あの人は上手にできているのに、自分だけなぜ…」とふさぎ込んでしまう人も少なくありません。
国家試験に受かって晴れて美容師!でもアシスタントからスタートすると、給料は一般の初任給を下回り、営業終了後に練習…こんな生活に耐えられるか?と誰しも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
将来のために美容学校で“忍耐”を学ぶ
美容学校は美容師になるためのアレコレを学ぶ場でもありますが、美容室で働く上での心構えを身につける場でもあると筆者は考えます。
将来美容師になったら『指名をもらう美容師』を目指すことになると思います。
指名客が多い美容師の共通点は…
- 技術力が高い
- 接客力が高い
- 提案力がある
- 発信する情報の質が高い
- 人柄が良い
- ファッション性があり清潔感がある
といったことが挙げられます。
「技術力はあるが言葉遣いが悪い」「いい人だと思うが技術はそこそこ…」だと、次回来店は望み薄になるので、何一つ欠かすことはできません。
理想は、『いつでも謙虚にひたむきに練習を重ね、どんなにつらいことがあっても接客中は態度に出さずにお客様と笑顔で接する』ことができることです。
学校生活の中ではコンテストや大会など、自分の力を発揮する場が設けられています。思ったような成果に繋がらなかったリ、友人とのコミュニケーションもうまくいかずに投げ出したくなることもあるでしょう。そんな時でも「どうしてうまくいかないのか」を振り返り、研究し、何度もチャレンジを重ねることで、得られるものはたくさんあるハズです!
周りに相談してから決断しよう
それでもどうしても精神的・体力的にしんどくなってしまい、将来の夢を見失いそうになったときは、家族や学校、友達に相談してみて、そこから決断しましょう。
ひとりでモヤモヤ考えるとどんどんネガティブになってしまうので、思い込みすぎるのを防ぐためにも他者からの意見やアドバイスをもらうようにしてから判断しても遅くありません。
学校によっては生徒の学校生活のサポート体制を敷いているところもあるので調べてみるのもよよいでしょう◎
まとめ
「不安」と「不満」は全く別物です!不安を感じているときは何かしらの解消方法がありますが、「不満」はイコール「逃げ」と同じことだと筆者は考えます。
迷いが生じた時こそ、自分の人生や将来を見つめ直すいい機会になると捉えて、前向きに悩んで考えてみるのもよいでしょう!